医院・クリニック開業支援コンサルタントの選び方と注意点

お役立ち 2022/06/02

クリニック・医院の開業準備は、勤務医を続けながら行う方も多いのではないでしょうか。

開業準備は土地や建物の選定から、医療スタッフ採用、果てはマーケティング戦略など多岐に渡ります。
勤務医として働きつつ医院・クリニックの開業準備を行うことは容易ではないため、開業支援を行う専門コンサルタントに依頼するケースも増えています。

本記事では、病院開業コンサルタントの種類と選び方、依頼時の注意点について紹介します。

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病院・クリニック開業コンサルタントの主な支援内容4つ

病院開業コンサルタントはそれぞれ得意分野を持っており、支援領域にも多少の違いがありますが、ここでは主な支援内容の4つを紹介します。

1.経営戦略

開業を検討中の方から背景などを細かくヒアリングし、病院・クリックの方向性を決めていきます。
また、希望する立地条件などを元に診療圏調査を行い、開業に適した物件も提案。経営戦略の立案も行います。

2.事業計画

開業で見込まれる診療単価や患者数とともに、発生するコストも併せて複数のシュミレーションを行い、健全に経営が行える計画を立てていきます。

3.人材計画

開業予定のクリニックや医院に配置するスタッフの募集や採用、教育などの計画を練ります。

4.広報戦略

ホームページや医療系媒体への広告ページの作成、パンフレットや折り込みチラシの作成、開業時の内覧会の運営など、集患ターゲットとなりうる層にしっかり届く広告を企画します。
このほか、開業後もそのクリニックや医院の経営が軌道にのるまで、しばらくは経営をサポートしてくれるコンサルタントも多いです。

開業支援コンサルタントの種類と選び方

開業支援を行うコンサルタントは大きく以下の2つに分けられ、選び方にはそれぞれポイントがあります。

専業で行うため専門性が高い、有料コンサルタント

コンサルタントを専業で行い、コンサルティングを依頼することで報酬が発生するのが、有料コンサルタントです。報酬の相場は、1案件あたり100~200万円というケースが多いようです。
コンサルタントが所属する会社の種類としては、病院やクリニックの開業を専門とする経営コンサルティング会社や、医業系のM&Aを専門とする仲介会社、税理士や会計士、社労士などの士業に特化した事務所などがあります。
クリニックや医院の開業に関して全体的なプロジェクトマネージャーとして動いてもらうことができ、内装工事や医療機器リースの価格交渉などの代行も依頼できます。
また、開業関連の企業に顔が利くコンサルタントも多く、まだ市場に出回っていない物件の情提供や信頼できる業者の紹介を行ってくれるというメリットも。

開業準備期間中も勤務が忙しい方や初めての開業で不安が多い方には、開業の専門家にお任せできる、経営コンサルティング会社やM&A仲介会社のいる有料コンサルタントがおすすめです。

士業系コンサルタントの場合には、それぞれの士業の専門性に強みを持っています。たとえば税務をとくにサポートしてもらいたい方は、税理士事務所のコンサルタントなど、その専門性を持つ士業系コンサルタントを選ぶと良いでしょう。

費用がかからないため気軽に依頼できる、無料コンサルタント

医療機器メーカーやハウスメーカー、医薬品販売会社などほかに本業を持つ会社が、「開業コンサルタント」として専門部署や選任の担当者を抱え、もう1つの事業としてコンサルティングも行っているのが無料コンサルタントです。
業務の内容によっては報酬が発生しませんが、代わりに本業に関する発注をしてもらうことで収益化を図っています。
無料なので気軽に依頼できますが、たとえば医療機器メーカーが本業の会社のコンサルタントであれば医療機器に関してはその会社に発注を依頼するなど、その会社が本業とする業務の発注はそこに発注することが暗黙の了解となっています。
コンサルタントによっては、コンサルティングの専門的な知識が不足しているなど、スキルに物足りなさを感じる場合も。

お金を掛けずに相談して開業の全体像を把握したい場合や、自分で情報収集しながら要所要所でアドバイスがほしい場合には、無料コンサルタントを中心に進めた方が良いでしょう。

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開業コンサルタントに依頼する際の注意点

開業でコンサルタントを利用する場合には、とくに以下のような点に注意しましょう。

面談時間を設け、開業ノウハウがあるか確認を

たとえ勤務で忙しかったとしても、コンサルタントを選ぶ際には必ず面談時間を取るようにしましょう。コンサルタントのサービス範囲や方針を聞き、開業にあたって自分が欲しいサポートを得られるか、開業に対する知見があって安心して任せられそうかなど、よく確認するようにしてください。

また、コンサルティングは、コミュニケーションを取りながら長い期間をかけて行う業務です。担当コンサルタントとストレスなく開業準備を進めていけそうか、自分との相性も併せて見極めましょう。

状況に応じて契約し直しも

開業支援を専門に行う無料コンサルタント会社の場合、開業予定のクリニックや医院の経営内容までしっかり考慮されていないこともあります。そのため、経営に負担となってしまうような過大な費用のかかる建築や改修、医療機器のリースなどを勧められてしまい、開業してから経営が赤字に陥ってしまうことも。

はじめは無料コンサルタントに依頼していても、経営面も軌道に乗るまでしっかりサポートしてもらいたいと考えている場合には、有料コンサルタントに変更してしまうのも1つの方法です。

たとえば、税理士や会計士、社労士など士業系コンサルタントの場合には、開業に携わったクリニックや医院の経営が順調に進むようになれば、契約を続けて顧問料を報酬として得ることができるため、破綻させずに経営改善させようとサポートしてくれるでしょう。

まとめ

今回は、クリニックや医院の開業を支援してくれる、コンサルタントの選び方や注意したいポイントなどをご紹介しました。

クリニックや医院の開業であれば、0から構築していく「新規開業」ではなく、既存のクリニックや医院を引き継ぐ「承継開業」という方法もあります。

エムステージマネジメントソリューションズのコンサルタントは医療経営士の資格を保持しているため、経営に関するアドバイスなどのサポートも行います。また、「事業計画書の作成」や「資金調達コンサルティング及び金融機関等との融資交渉」なども開業支援の業務内なので、安心して依頼できるでしょう。

クリニックや医院の医業承継に興味をお持ちの方は、ぜひ一度エムステージマネジメントソリューションズに無料でご相談ください。

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